暗号資産(仮想通貨)に投資するうえで、
欠かせないスキルが 価格チャートの理解 です。
しかし初心者からすると──
- ロウソク足って何?
- 緑と赤ってどう読むの?
- 上がるタイミングがわからない…
- 落ちたら怖いから売ってしまう…
こんな悩みを抱えている人は非常に多い。
でも安心してほしい。
この記事では、
暗号資産のチャートを “今日から理解できるレベル”で解説します。
- 難しい専門用語ナシ
- 図解イメージあり(ブログ装飾◎)
- 最低限覚えるだけでOKな要点
チャートが読めるようになると
- 買っていいタイミングがわかる
- 売るべき時も自然に判断できる
- 感情に流されなくなる
- 投資の勝率が上がる
まさに初心者から脱却する第一歩です。
■ チャートとは「価格の動きを視覚化したもの」
暗号資産のチャートは
“時間ごとの価格のログ(記録)”をグラフィック化したもの
もっとシンプルに言うと──
値段がどう動いてきたか が見えるもの。
これを見ることで
- ここで急に上がった
- この辺で下げ止まってる
- 同じ価格帯が何度も意識されている
といった “市場心理” が読めるようになる。
■ まず覚えるべきは「ロウソク足」
チャート分析で最も使われるのが ロウソク足(Candlestick)。
1本のロウソク足には以下が含まれる:
- 始値(その時間のスタート価格)
- 高値(その時間の最高価格)
- 安値(その時間の最安価格)
- 終値(その時間の終わりの価格)
赤・緑で色分けされ、
緑=上昇
赤=下降
を意味する。
例:
- 1時間足 → 1本が1時間
- 4時間足 → 1本が4時間
- 日足 → 1本が1日
初心者におすすめは 「日足」「4時間足」。
■ チャートで見える“重要なサイン”5つ
① トレンド(上昇か下降か)
チャートは基本的に3種類しかない:
- 上昇トレンド(右肩上がり)
- 下降トレンド(右肩下がり)
- 横ばい(レンジ)
トレンドの例:
📈 右肩上がり → 買いが優勢
📉 右肩下がり → 売りが優勢
▬ 横に動く → 勝負しにくい
② サポートライン(下値の壁)
価格が何度も止まる“下のライン”。
例:
BTCがずっと300万円で止まる → そこがサポート
→ 落ちづらい=買いチャンスになりやすい
③ レジスタンスライン(上値の壁)
価格が何度も止まって上がれない場所。
例:
BTCが何度も1000万円で止まる → 壁になってる
→ 売りが出やすいゾーン
④ 出来高(どれだけ売買されてるか)
チャート下にある棒グラフ。
出来高が増える=市場が本気モード。
- 出来高あり → 本物の動き
- 出来高なし → フェイクの動き
⑤ 移動平均線(平均の価格ライン)
短期〜長期の平均を線で示したもの。
- 25日線 → 短期
- 75日線 → 中期
- 200日線 → 長期
ローソク足がこの線の上にあるなら
「上昇の流れが強い」と判断できる。
■ チャートを見るだけで判断できる“買い時・売り時”
多くの初心者が悩むのがコレ:
「結局いつ買えばいいの?」
結論:チャートを見ればわかる。
✔ 買い時サイン
- サポートラインに近づいている
- 移動平均線の上にある
- 出来高が増えはじめている
- 落ちた後、価格が戻りはじめた
- 長期チャートが上向き
特に 「落ちすぎて反発した時」 がチャンス。
✔ 売り時サイン
- レジスタンスにぶつかった
- 上昇の勢いがなくなった
- 出来高が急に減った
- 価格が急騰しすぎ
- 移動平均線を割った
利益確定ポイントは
「強い壁(レジスタンス)」が目安になる。
■ 90%が負ける理由は「感情」「逆張り」「無知」
チャートを見ずに投資すると…
- 上がった→買う
- 下がった→売る
- また上がった→買う
- 暴落した→もう無理!売る
これが“負けパターン”。
しかしチャートが読めれば…
- 「ここは壁だから伸びにくい」
- 「ここは底だから揺れても心配ない」
- 「これは出来高がない偽の上昇」
とわかるので、感情に勝てる。
■ チャートを見るうえでの注意点
❌ 未来は完璧に読めない
チャートは「確率」を高める道具であって
“占い”ではない。
❌ 短期の動きだけ追うと失敗する
5分足・1分足はプロ向け。
初心者は 4時間足 or 日足。
❌ チャートだけで判断しない
- 世界情勢
- 半減期
- ETF承認
- 規制ニュース
これらも影響する。
■ 初心者がやるべきチャート練習法
✔ ① TradingViewでBTCチャートを開く
(無料でOK)
✔ ② 時間軸を切り替えて眺める
- 1日足
- 4時間足
- 1時間足
✔ ③ 線を引いてみる
- 下値が何度止まったか
- 上値が何度跳ね返されたか
✔ ④ 「どこで買ったらよかったか?」を過去図で練習
これだけで
チャートの見方が“体で理解”できる。
■ チャートが読めると投資がこう変わる
Before(読めない)
- なんとなく買う
- なんとなく売る
- 気持ちで行動
- 結果 → 損しがち
After(読めるようになる)
- 落ちる理由がわかる
- 上がる力を判断できる
- 売り時・買い時が明確
- 損小利大になりやすい
■ まとめ:チャートは「投資の地図」である
暗号資産の世界で生き残るなら
チャートは必須の武器
でも難しい知識は不要。
- ロウソク足
- サポート
- レジスタンス
- 移動平均線
- 出来高
この5つだけ理解すればOK。
チャートは「未来を当てる魔法」ではなく
“勝率を高める根拠”をくれるツール。
今日から見る癖をつけるだけで
あなたの投資は間違いなくレベルアップする。

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